きさげ加工とは
- 機械加工では出せない精度を出す技術のこと
- スクレーパーという工具を使用し、技術者が手作業で摺合せ面の誤差を取る
- 平面度が高く、油溝のある面に仕上げる
※摺動面の油溝は、摺動面と可動部の摩擦抵抗を減らす効果があります。 - 超精密工作機械には、きさげ加工が不可欠となる
「きさげ加工」に要求されること
平面度(5/1000mm)以下のレベルを技術者の技により作り上げる

「きさげ加工」のメリット
- 機械加工ではできない高精度な平面度、直角度、真直度を実現できる
- きさげ加工により、滑り移動する金属平面の摩擦抵抗を減らすことができる。
- 摺動面の潤滑と保護に役立ち、高精度・長寿命を実現できる。
「きさげ加工」を行う場所
- 摺動面(テーブルやコラム等が移動する部分)
- 物と物とが接触する部分
- テーブル・パレット・コラム等
三菱電機メカトロニクスエンジニアリング株式会社様と共同撮影
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